六時起床。起きられた。バイクを店に置き6時57分三鷹発電車で中央線高尾乗り換えで高尾から四駅目の四方津(しおつ)8時13分下車。
8時34分のバスで犬目9時前着。ここから扇山(おうぎやま)に登る。
一昨日都心は雨だった。この辺りもまだ道が乾いてなくぬかるみが残っていることを予想していたのだがその予想は外れた。雪だったのだ。
山道に取りかかって直ぐにところどころに残雪があるが大分融けているので大丈夫だろうと思っていたら登るにしたがい雪道になる。行程の半分まで来ると完全な雪景色になった。
ザックには念のためのチェーンとスパッツは常時携帯しているので、ここで装着。こういう雪道や泥濘みではアイゼンは掘り返すばかりであまり役に立たない。アイゼンが効くのはカチンカチンの氷面である。チェーンはドイツのタイヤチェーンメーカー「RUD」製。
今日のルートは他にふたりバスから降りただけだったので静かなものだ。気温は見かけより高く明るい所では5℃近くあり登っていると暑いくらいだ。先週の川苔山は寒かったが今日の登りは快適だ。見渡す限り誰もいないので応援団風に手を振って雪山賛歌を唄おうかと思ったが、馬鹿な真似は制めておく。
ここに来て(しまった!)と思ったことがある。まさかこの雪は予想していなかったから雪山対策必需品を持っていない。サングラスである。雪目になりそうなくらい眩しい。
11:15 |
頂上はご覧の雪景色だ。今日はさらに西の百蔵山(ももくらやま)までの縦走を考えていたが、サングラスもないし、この雪で歩きにくいので計画を変更する。ここでのんびり食事をして鳥沢に下りることにする。ゆっくり下りても二時間もあれば駅に着くだろう。
水蒸気が多く今日は残念な富嶽 |
少し風が出てきたので早めに下山する。
14時22分の高尾行きに乗る。無理に行けば百蔵山まで行けたと思うが、山は逃げない、無理は禁物、また条件の良いときにくればいい。かっこ悪くても事故のないように無事帰ることが最優先である。
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