朝のコーヒーと新聞。
そろそろ近くの山ならザックを背負わずに軽い装備で行ってみようか、と思うのだが、右鎖骨の骨折が完治してないので、右腕に大きな負荷をかけられない。腕立て伏せやボールを投げるようなことはドクターストップがかかっている。高尾山だけなら手ぶらでも行けるがさすがに5月の混んでいる休日には行く気がしない。
山では思わぬアクシデントがあるから身体に不安を抱えた状態で行くのは止めておこう。
もやもやするが散歩にしておこう。いつもの野川を歩く。
今日は折り返して天文台通りを上り帰る。
気分を変えて図書館で借りていた本を返却に行く。まず三鷹図書館西館へ行き、武蔵境の武蔵野プレイスにまわる。
こういう時間も体力も余っているのに山に行けない、という鬱屈した思いの日は何か楽しい気晴らしが必要だ、ということで、ちょっと張り込んだ寿司をお土産に買って家で昼酒にする。
窓から入る風が心地よい。飲みながら考える。山から帰って来たときは独特の充実がある。同じ出かけるにしても旅行から帰ってきた余韻とはまた違うのだ。
たとえ低山であっても全身を使い汗をかきピークを踏む達成感、下山したあとの緊張から弛緩への解放は起承転結をもったひとつのドラマであり良質の音楽にも似ている。
と、気障なことを考えながらゆるゆると酔いにまかせる。たまにはこういうゆるい一日があってもいいと思う。
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