6時過ぎ起床。PCをつけブログを書き始める。形になったところでコーヒーを淹れてくる。
プライムミュージックのジャケットを撮しておく。
リビングで朝のルーティン。
『わろてんか』を観る。世の中にうまい儲け話はいくらでもあるが、そんなものは絶対にないと知るべきであるのだが、常に悪魔は仏の顔をして近づいてくるからなあ。
出勤。涼しくなった、というより寒いくらいだ。でも私にはこれくらいか、もっと気温が下がっても大丈夫だ。階段をがんがん上って汗をかかないくらいがちょうどよい。
17時勤務終了。帰宅。
ここにさらりと書くことではないが、昨日高松で独り暮らしの兄が亡くなった。実は少し前から弱っていて、冗談で「生きている内に顔を見ておこう」と今週の木曜日から高松に行く予定にしていたのだが、図らずも葬式になってしまった。
彼には二人の息子がいてお寺や告別式などの段取りは彼らがしていて私が出る幕はないが、親類というのは血縁の濃さは同じでも諸事情で付き合いに親疎が生まれる。彼らが知らない親戚筋の誰が誰でといったことを説明する補佐役くらいはできると思う。
親の世代はすでになく、兄がそういった血縁関係を知る生き字引「語り部」だったが、今度は私がそれを継ぐ番になってきた。
兄とは歳が離れていて、私は戦後生まれで、兄は戦前生まれの戦争に翻弄された世代だ。焼夷弾に追われて母親と家を飛び出して振り向くとさっきまで暮らしていた家が炎に包まれていたという実体験を持つ銃後の世代である。
いろいろなことを教わった。年が離れているのにウマが合ってよく飲み明かした。昨日、訃報が入ったとき悲しみの感情は湧いてこなかったが、5年前の親友の死と同じかそれ以上の喪失感がある。人間って死ぬんだよなあと当たり前のことをしみじみ思う。
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