言い訳ではないが、もっと細い錦糸玉子は出来るが、食感はこちらの方が玉子を食べている味がするのでざっくりと作ったのだ。
錦糸玉子はいかに薄く焼くか、にかかっている。
私は料理人ではないが、若い頃、某銀行のクラブハウスのレストランで薄焼きのクレープを焼く係をしていたことがある。要領は同じであるから難しいことではない。南青山の閑静な住宅街の中にあったそのクラブハウスは銀行が統合を重ねた時期に閉鎖され今はない。
曇り空で、ときたまぱらぱらと雨音がしているので家にいたのだが、空が明るい内に散歩にでかける。今日は野川には行かず、植物園に向かう。
出たのが三時を回っていて、小雨まじりの鉛色の空が植物園にのしかかっている。鈍重に湿った園内だが、このハイビスカスの咲く周りだけは華やかで明るい。
ハナイカダ(花筏)が葉に実を付けていた。この木は不思議な木で、春先に葉の中心部の葉脈上に花を咲かせ、この時期に結実する。
植物園を後にして、深大寺にまわる。
山門前の蕎麦店「門前」前のサルスベリ(百日紅)が花をつけている。冬場にすっかり丸裸に刈り込まれ、どうしちゃったの、という風情だったが、若い枝がしっかりと伸び再生している。
(参考)今年2月11日のサルスベリ |
浅草寺のほおずき市は有名だが、深大寺でもちょうど今日から三日間ほおずき市をやっている。
気温は25℃くらいでじっとしていて汗をかくことはないが、距離を歩けば散歩程度でも暑くなってきてべたついてきた。おまけに植物園内で蚊に喰われた。両腕一箇所ずつと両脇腹一箇所ずつの都合四箇所。なぜ脇腹?と思われるかも知れないが、裸で歩いていたのではない。ドライメッシュのTシャツを通して喰われたのだ。ヤブ蚊は強い。
強い、と感心している場合ではない。かゆい~(笑)。
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