2014年7月29日火曜日

平成26年7月28日(月) 晴れ

きのう一度雨が降ってから風がかわって涼しいとまではいかないが、重いジトジト感がなくなった。努めて山歩きや散歩に出るようにはしているが、油断するとすぐに体重が増える。きのうの中華、お土産の炒飯は余計だった。まあ元々禁欲的なダイエットをするつもりはないので、美味しい物を美味しくいただけるときはその流れに任せた方がよい。

しかし、よしいい感じになってきた、と実感したときの体重から気がついたら2㎏以上は増えたので、意識的に絞っていこうとは思う。このくらいなら難しくはない。

難しいのは、よしいい感じになってきた、から本来の目標値まであと3㎏が意外と落ちないのだ。そのよしいい感じ、からさらに落とすには、運動と食事の両面を、なんとなくではなく、意識を持ってしっかりやらないと前には進まない。つまり本気になるということである。

しかし何かこういうことで本気になるというのは、体型はともかく、血圧や何か数値で悪いところがあれば、その気にもなりやすいのだろうが、特にどこも悪いところはなく、いたって健康であるのでなかなかそうはならない。自分が何を求めているかである。

夕方店に出ると何か曇ってきたのかな、と思ったらここの上空にだけ暗雲があった。


店を終え帰宅して深夜『おやじの背中』第三話(録画)を観る。倉本聰脚本で出演者も豪華だ。安心して観ていられたが、ラストシーンで主人公の祖父(西田敏行)と孫(広瀬すず)といっても年頃の女子が抱き合う場面があるのだが、あれは現代ではもう普通のことなのだろうか。

日本人同士の場合、若い人たちのスポーツにおけるハイタッチや、親しい者同士のハグなどは珍しくなくなったが、相手の肌に触れない非接触文化は私の中には残っていて、いや世間でもそれがまだ常識というより、意識することのない皮膚感覚のように残っていると思うのだが、だからこそ祖父と孫(年頃の女子)の抱擁、という場面に違和感があったのだ。物語を壊すようなものではないのでそこに引っかかるとドラマを堪能してない、といわれるかもしなれないが、特に女性との肌の接触は日本では長い間性が閉鎖的であり、現代においても身内といえど、そう多くはないのではないか。日本人同士の場合、挨拶の時の握手でさえ一般的ではないはずである。なんか気になるなあ。

ではどうだったらよかったのか。ワンマン社長で普段から怒鳴っている男が、あの場面だけアメリカのグランパパのようなおおらかさを出すから違和感が出るのだ。あそこは祖父との距離を縮めた孫が眼にいっぱい涙を溜め、彼の手ではなくようやく彼の袖をぎゅっと握りしめるくらいの抑えた演出の方が、日本人の感性に訴えると思うのだが。

0 件のコメント:

コメントを投稿