昼前に関東地方の梅雨明けが発表された。「梅雨明け十日」と、昔からの言い伝えがあり明けてからしばらくは安定した晴天が続くというものだが、何となく薄雲がかかっている。あまり暑い日が続くのはつらいが、カッと照りつける夏の太陽を拝まないとやはり夏らしくない。
昼は冷凍麺がなかったので、乾麺の蕎麦を茹でる。まあまあ美味しい。
きのう夕方から飲んでいたので、その翌日はだいたい飲み疲れで当然体が重い。外は暑い上、体が重いので散歩は中止して部屋の掃除をする。掃除といっても床を掃除機で吸うだけで部屋全体を整理するのではない。ついでにベランダに布団を干す。この前、季節的に多分ダニだと思うが、体の皮膚の薄い部分、内ももや、腋に近い腕の内側などを何カ所か刺されてとても痛痒い思いをしたばかりなので、陽がある時はなるべく乾燥させるようにしている。
しかし、あのダニに喰われた痕というのは蚊と違って数日にわたり赤く腫れている。何カ所もあると、それも股に近い鼠径部などに点在していると何か悪い皮膚病持ちのようで、誰かに開陳するわけではないのだが恥ずかしい。行く予定はないが銭湯には行けません。しかし、そう思うのは自意識過剰で、自分が思うほど人はこちらを見ていない場合がほとんどだろうとは思う。
とはいえ、人を意識的に観察しようとするのではなく、街で偶然見かけた顔見知りの人が、意外な組み合わせ、例えば独身だと思っていた人が子供を連れて歩いていたりすると、ドキリとすることはある。ただし、それは勝手な思い込みかも知れず、その方の子供かどうかを確認しているのではないから話はややこしくなる。まあ、お互い見てないようで見ているのである。
三時になり店に出ようと思っていたら、店から電話だ。
「具合が悪いから車で迎えに来て。今日は店は無理・・・・・・バタリ!」
このバタリ!は私が話を膨らませたのだが、脂汗が出るほどの腹痛らしい、腸捻転か盲腸か知らんが、とにかく迎えに車を出す。まあ死ぬことはあるまい(笑)。店で家内をピックアップしてかかりつけの野崎医院に送り一旦帰宅して待機する。小一時間後、迎えに来てコール、があり迎えに参上する。痛みは一過性で二時間あまりで治まったようで、どうやら胆石がワルサをしていたようだ。この歳になるとどこか不具合が出ても不思議ではない。昨日まで溌剌としていた人が今日、病の床に伏すのを幾度も見聞きしてきた。
これから今日の店の再開は無理なので、仕方ないがお休みさせてもらう。お客様にはこの場を借りてお詫び申し上げます。
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