窓の外は無数の白い矢のような雨が激しく降っている。その雨すだれの間隙を何本もの稲妻が同時に奔っていて、光った後から追いかけるように鳴るゴロゴロとかドロドロといった雷鳴ではなく、雷光が明滅した瞬間に乾いたカラカラカラドーンと家の壁が震動するような迫力の大音量で響き渡る。
遠慮も容赦も無いすがすがしいまでに圧倒的な無慈悲、この自然の持つエネルギーの強さに古来より人は畏怖してきたのだ。
遠くない所に落ちたな、と思わせる響きが何度かあった。多分私の住む大沢周辺は雷雲の激しい活動の直下にあったのだと思う。
通過後の落雷情報 |
小一時間で空が明るくなり、雷ライブショーは終わった。短い停電があったりして雷の怖さをたっぷり味わった。お腹いっぱいです。
家の中は横浜の甥達や娘もまだ一緒で夏休みの心地良く緩んだ家族の空気に包まれている。
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