店で使っている、ミキシンググラスの修理をする。ミキシンググラスというのは、本来はバーなどでカクテルを作る時に材料を入れて混ぜる(ステアする)器だが、店では水を張ってバースプーンの洗浄用に使っている。
そのミキシンググラスを仕事終わりに洗っていた時、固い物にぶつけて出っ張っている注ぎ口が欠けていたのだ。最初気付かなかったが、欠けた部分が石ヤジリのように鋭角になっていて、次に洗った時に手を切って気が付いた。切った場所は右手を開いた時、親指と人差し指の付け根の中間、ちょうどL字の曲がり角辺りだ。手の話はどうでもよい。
ミキシンググラスはそのままでも使用に差し支えないが、危ないので直す。
ハンドグラインダー |
刃物のようになった部分を削って修復完了。こういう作業は詰めていくとキリがないというか、自己満足の世界になる。フェルトなどのビットに徐々に番手の細かい研磨剤を付けて磨けば透明になるが、時間がかかり面倒な作業になるのでそれはやらない。危なくなければそれで良い。
『斉藤さん2』第4話(録画)を観る。また三鷹駅南口でロケをしていた。このドラマは時々彩度飽和の画面を意識的に使っていて、それは「このドラマは現実ではない、あくまでもお話ですよ」というメッセージを暗黙に了解させる為に使っているのだろうか。登場人物の設定は輪郭がはっきりして分かり易い。何となく周りに同調してしまいがちな雷同型日本社会を、斉藤さんという「筋を通すキャラ」を通しデフォルメして風刺的に描くので、とても面白い。
しかし、都心近郊の学校のプールで使われてなかった間に、オニヤンマやギンヤンマのヤゴがいっぱいいるというのは嘘が過ぎますね。赤とんぼ(アキアカネ)なら涼しくなれば山から下りてきたのが三鷹辺りでも観察できます。ちなみに「赤とんぼ」の作詞者、三木露風は兵庫県龍野市の出身だが三鷹に住みその墓も三鷹の大盛寺別院にある。
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