平成25年8月2日(金) 曇り時々晴れ

今年は梅雨明けが早く、明けてすぐ猛暑の炎天が続いたが、ここの所それも緩み暑いのは暑いのだが夏空ではない。来週からまた太平洋高気圧が張り出してきて暑くなるらしい。

昼はまたうどんだ。今日は釜玉風にして食べた。釜玉というのは、元々は讃岐（香川県）の『山越』（やまごえ）といううどん店で、讃岐うどんがブームになる前から常連客がそういう食べ方をしていたのを店が一般メニューに加えて始めたものだ。

茹で上がったばかりのうどん（釜揚げ）を、水で〆ずに生卵と醤油を入れ混ぜて食べるというもので、冷凍うどんや乾麺、出来上がりの生麺などどれを使っても、釜揚げではないので「釜玉」とはいわない。釜玉風である。

私は讃岐の出なのでその辺りはうるさいのである。写真を撮り忘れたのでネットに落ちている物で代用する。

讃岐うどんがブームになるずっと以前、私が子供の頃でも当然うどん屋は多く、「うどん屋と信号とどっちが数が多いか」という冗談がすでにあった。実際香川県にはうどん店が900軒前後あり、東京のコンビニ店総数が現在約7000店とすると、人口密度に加えて日本で二番目に面積が小さい香川県のうどん店の数が突出して多いことが判る。

八月に入り勤め人の方がフレックスで夏期休暇を取り始めたのか、店は何となく静かである。

夕食が軽かったので深夜帰宅前に近所のバーミヤンに寄りテイクアウトで色々購入する。テイクアウトをするのは初めてだ。汁物以外はほとんど持ち帰ることができるようだ。

カミサンと分けて食べたので全部ではないが深夜これだけ食べるのはいかがなものか、という内なる声が聞こえなくもないが、そういう仕事だから仕方ないのである、と自分を赦す。人は他人は許せなくても自分を許すのは簡単である。