2013年8月7日水曜日

平成25年8月6日(火) 曇り夕方一時雨

昼は家でパスタ。材料はあるもので作る。今日は平麺のフェットチーネ、ベーコン、玉ねぎ、ピーマン、にんにく、鷹の爪、味付けはケチャップでナポリタンだ。トマト缶(400g)を開けて酸味の利いた大人の味にしてもよかったが、一人前のソースを作るには多すぎて残りを保存するのが面倒なのでやめた。


写真がピンぼけで失敗になった。カメラ側は合焦したのだが、わずかに手が動いたのだろう。

昼過ぎから北の方に黒い雲がかかっていて、また夕方になって一雨あるかなと、思っていたら店を開ける15分くらい前になり降りだした。激しい降りではないが、東京アメッシュを見ると雨雲が横長の帯状に首都圏にかかっていて直ぐには止みそうもない。





中央線快速の車両は前は箱全体がオレンジだったが、確か三、四年前に全てが今の車両に切り替わった。住んでいる街の小刻みな変化はすぐに馴れてしまうが、十年単位の定点観測写真を比較すれば三鷹駅周辺も大きく変わったと思う。

『居酒屋もへじ』主演:水谷豊(録画)を観る。劇中で若尾文子扮する木原しのが護国寺に住んでいる設定で、しのが手土産に「有名なお店のじゃないんですけど、とっても美味しい大福なんです」と言ってもへじに手渡した大福だが、袋に群林堂とあった。有名じゃないどころか、護国寺界隈で「群林堂の豆大福」を知らなきゃモグリですよ、というくらい有名店である。

場所は音羽通りの光文社の並び、講談社のはす向かいである。二十年近く前、ここの近くで何年か仕事をしたことがある。当時から雨の日でも行列ができている有名老舗だった。

音羽通りというのは本来は護国寺(五代綱吉が母、桂昌院のために建立した)の参道で、先週の『孤独のグルメ』で登場した江戸川橋に向かって緩やかな勾配で南下している。音羽という地名も桂昌院に仕えた奥女中、音羽の名が由来である。今はこの参道両側はビル群になっている。音羽通りの住人Tちゃんが言った言葉が耳に残っている。「三鷹はいいですねえ、空が広くて、音羽通りは今は谷底ですよ」



0 件のコメント:

コメントを投稿