子供達が小さい頃は夏のプールに何度か遊びに来たことがあったが、紅葉を観に訪れたのは五年前が初めてだった。
初めてのときは、都心から遠くない所で素晴らしい紅葉が観られることに心が躍った。何度訪れてもここはとても良い所なのだが、何でもそうだが、感動のピークというものは一番最初の出会いであって、同じものを観て最初の衝撃を超える感動はない。
最近よくこのブログに登場する野川のカワセミだって、最初に目撃したときは(あっ!カワセミだ!)と、宝物を見つけた高揚感があったが、慣れとは恐ろしいもので何度も見かけるようになると、このごろでは(あ、またいるわ)程度で段々と横柄な気分になってくるのだ。
と、いうことを踏まえて去年と同じような場所とアングルになるが写真には収めてきた。
園内のレンタル自転車で廻る。二時間あまりの間に晴れたり曇ったり不安定な雲の動きだ。
広大な「みんなの広場」。野川公園の芝生の大広場も大きいが、上には上があるものでここの広場は桁違いに広い。
途中で木の実のような物を沢山拾っている年配の女性がいたので訊いてみたらナンキンハゼの実で、クリスマスリースの飾りに使うのだ、と教えてくださった。カミさんも(へぇ~そうなんだ)と言っている。上には上がいる(笑)。
ナンキンハゼ |
黒い皮の下に脂質を含んだ実がある。昔はこれから蝋を採っていた、とwikiに書いてある(笑)。
去年もそうだったが、夏暑かったので紅葉が遅れているのかなあ、銀杏並木もまだ青い樹があったりして、いまひとつのような気がする。5年前に初めてここを訪れたときは嬉しくなるような感動があった。5年前の写真を少しだけ再掲する。
0 件のコメント:
コメントを投稿