きのうの明王峠でのルートミスはどうして起こったのだろう。陣馬山頂到着はちょうど正午12:00でそこから奈良子峠、明王峠、堂所山(どうところやま)、底沢峠を経て景信山までの縦走路5.6㎞約2時間の予定だった。
間違うはずがないのだ。しかし事実間違って相模湖方面に下りてしまった。普通あり得ないあまりにも単純なミスだけに今から思うと不思議で仕方ない。明王峠で何が起こったのか?考えてみる。
奈良子峠の標識からほどなく明王峠の茶屋の休憩所が見えてくる。昔ここを通った事はあるが、ずいぶん前なので見覚えはなく初めてのようなものだ。その休憩所のテーブルとベンチは昼食休憩の方が利用していた。まずそちらに目がいった。トイレがあるのも確認した。そして私は休憩を入れずにその先にそのまま進んだのだ。
そして何か下りが急だなあ、と思っていたら・・・・あれ~林道にでちゃった。
帰ってから撮影した写真を見てみると、明王峠の茶屋のところで振り返った写真に標識が写っている。ということは、休憩所の手前に縦走路の分岐があったのだ。私はそれを見落としていた。先に休憩所に目がいったのと、休憩所は縦走コース上にあるものと思い込んでいたのだ。それと間違ったコースを下り始めたとき、一瞬だが、ほんの一瞬(これでいいのかな)と思ったことは思ったのだ。この一瞬の勘を大切にして、再確認するくらいの慎重さが必要だった、と後からならいくらでも言える。
相模湖に下りるコースの最後のところに、注意をうながすというか確認用の「相模湖→」と書いた標識があれば間違わなかったのだが。まさかそれもあったのを私は見落としていたのだろうか。
もしかして私と同じ間違いをした記録がネットにあるかな、と思い探したら、やはりいくつかあった(笑)。
私と同じコースミスをした方の記録
私とまったく同じコース同じ間違い方だった。違ったのは林道に出てから、私はそのまま相模湖まで進んだ事、この方は下りてきた道を登り返し元の明王峠まで戻ったという事だ。本来は山で迷ったら分かる路まで引き返すのが鉄則だが、今回はミスとはいえ相模湖ルートも標識のあるコースであるから、迷って道が分からなくなった、という深刻な話ではなかったので私は急遽予定を変更したのだ。
明王峠でのコースミスをする例は表に出ないだけで、他にも数がありそうな気がしてきた。
いずれにしても不注意が招いたミスではある。近いうちにもう一度『明王峠迷走事件』の検証に行ってみようと思う。
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