で、昼を回ってから他の用事で先に出ていたカミさんと合流して、カミさんのお伴で目黒に行く。
目黒雅叙園でお雛様展示の催しがあるのだそうだ。
雪が降ったりするとこの坂は難所になるだろうなあ。凍結するとアイゼンが要るなあ(笑)。
今日の催し物「百段雛まつり」はこの行人坂に沿って建てられている雅叙園3号館、通称「百段階段」と呼ばれる建物で催されている。この「百段階段」は99段の長い階段沿いに七ツの部屋を配し各部屋に意匠を凝らした豪華な装飾があり都の文化財に指定されている。
ロビーの展示 |
七ツの部屋にそれぞれ大きなひな壇が設けられており現代では考えられない大きさの古い時代の雛人形がたくさん展示されていた。
日本という国は「職人の国」だとあらためて思う。
結婚披露宴会場に通じるロビーの装飾。
来たついでに、目黒不動にまわる。今日は縁日なのだ。東急目黒線に乗りひと駅で降りる。いつの間に目蒲線がなくなったのだろう、と思い調べたら15年も前に現在の形に変わっていた。まったく知らなかった。今日一日、タロー浦島と名乗ることにする。
地理不案内につきグーグルマップで誘導してもらう。10分ほど歩いてトウチャコ~(『にっぽん縦断こころ旅』の火野正平風)。
すずかけ |
本堂裏手の大日如来 |
これも大日如来 |
不動明王 |
龍吐水 |
役の行者(役小角えんのおづぬ) |
不動尊というと真言宗が多いが、調べたら目黒不動尊は泰叡山瀧泉寺という天台宗の寺だった。
お不動さんには子供の頃の思い出がある。
小学校低学年の頃、原因不明で右足の膝が痛くてたまらなかったことがあった。そこで祖母に近所の小さな庵というか祠(ほこら)というのか、盲目のお婆さんがいるお不動さんに連れて行かれて、そのお婆さんに膝を撫ででもらったところ、あら不思議その場で痛みが消え去り帰りはスキップして帰った、という神秘体験がある。
あれは何だったのだろう、子供心に(こんな怪しい所に連れてこられてまいったなあ)と思っていたのだから暗示をかけられていたのではない。今もって謎であるが、西洋医学のロジックではおそらくうまく説明できない現象である。
17時半に三鷹に帰ってくる。日が長くなった。
帰りにスーパーに寄ると大粒のカキが半額だったので迷わず購入。粉を打ってバターで焼く。
うま~。
深夜、自室にて冷凍庫でキンキンに冷やしたタンカレーNO.10を傾ける。カミソリのようなジン。
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