すっきりしないが予報では雨の心配はないそうだ。昼間にカミさんのピアノの先生が来た。私もついでで習いかけて二回ほど鍵盤の前に座ったが、いまひとつ興味がついていかず今回からそろそろと後ずさりしながら姿を消すことにする。
ちなみにカミさんは仕事の合間にピアノの他いろいろなものに手を染めている。と書くと何か悪事を働いているみたいなのでいろいろ手を出している、にしとこう。
彼女はテニスは長くやっている。陶芸も長くやっていて今では市民教室のような場所で講師の真似事をしている。吊るし雛もやる。これは若い頃、某服飾オーダーメイド専門店でお針子をしていたので本職のようなものであるが、他にも着付けのお稽古に行ったり何かと忙しい。加えてピアノである。
カミさんの多芸自慢をしているのではない。私は多くを語るまい。カミさんの多趣味は亭主の幸福感と反比例する場合があることだけを記しておく(笑)。
ピアノの先生の家で持参のお弁当を食べるということで、私はおかずのおすそ分けで昼ご飯にする。
食後「走り」に出ようか、と思ったが、山に行くプランを考えるため今日は止めにする。野球の先発予告みたいだが土、日のどちらかでひと月ぶりに山に行くつもりである。
店に出る前に少し道順を変えて図書館本館にバイクを駐め、この前気になった古書店「Phosphorescence/フォスフォレッセンス」に立ち寄る。
前の記事にも書いたが少し調べてみたら店主の女性が太宰治ファンで太宰の原作『フォスフォレッスセンス』から店名をつけられたそうだ。原作はフォスフォレッスセンスになっている。
※Phosphorescence(燐光・青光り)
撮影許可をいただいく。
古書店兼カフェとしての営業もなさっている。
平日の三時頃で他にお客様もいらっしゃらなかったので、コーヒーをいただいて店主の駄場(だば)さんと少しお話をさせていただく。初回で名乗るのは抵抗があったが、店に出る道を少し変えれば通り道なのでまた寄ることを考えて、名刺をさしあげた。あまりのんびりもしていられないのでコーヒーを飲み終えて失礼する。
バイクで5分で店に着く。市内の移動は機動力のあるバイクが一番使い勝手がよい。バイクといっても今はPCXという150ccスクーターである。乗る機会が少なくなった大型バイクを手放してもう5年になる。
店を終え帰宅後、意識して酒を抑えて、しかし少しは飲む。依存症とは思わぬが飲まないと寝付きが悪いもの。多分明日は山に行くことになる、と思うが起きてから決める。さて日付も変わり1時半になった。山に行くのならもう寝よう。
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