崖線舗道のところで十数人のグループとすれ違う。全員ザックを背負った高齢男性のウオーキングの集まりのようだった。皆さん紙を手にして方角を探しているような感じだった。
すれ違うとき声をかけられた。「深大寺はどっちですか?」
ここからは方角としては、あっち(笑)だがそんな大雑把でここから直線的にたどり着くわけはない距離である。ここで深大寺を訊かれても返答に窮するではないか。
一応「あっちです」と指さして応えておいた(笑)。
その集団から少し遅れた、おそらく同じ集まりと思われる二人連れの方に「龍源寺はどちらですか?」と訊かれた。ここからは龍源寺は深大寺方面とは真逆の方向だ。
私「龍源寺って、近藤勇の墓所がある龍源寺ですか?」
この近くに他に龍源寺はないが地元の人間らしくわざわざ近藤勇付きで聞き返した。
おじさん「そうそう、その龍源寺」
私「あっちです」(笑)。
どういう趣旨のウオーキングなのだろう。深大寺だるま市を含めてのお寺巡りなのだろうか。
そのお二人は深大寺方面に向かって行ったが後で龍源寺に行くのだろうか。
そしてまた同じグループと思われる七八人が階段をふうふういいながら現れた。その人達は崖線舗道を行かずに私についてくるように同じ天文台裏の方へ向かわれた。深大寺なら方角違いなんだけどなあ。
ついてくるんじゃない(笑)。やはり皆さん一枚の紙を手にしている。オリエンテーリングでもやっているのかなあ。よくわからん。
天文台の通用口から構内に入るとそれ以上ついて来なくなった。ご無事を祈る(笑)。
帰宅して朝昼兼の軽食。
午後から気温があがり四月のような暖かさになった。
シャワーを浴びて店に出る。
店を終え帰宅後、飲む。
ひと月近く前の録画を観る。世界中から集めた古い時代の日本のモノクロ動画を最新技術でカラーに再現したもので、明治初期などは外国人が撮影したフィルムばかりなのだろう。当時から日本人は外国人、特に見かけの違う白人の撮影者には愛想が良かったのが画面に現れている。
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