天文台通りを下って行く。途中の寒緋桜(カンヒザクラ)が膨らんでいる。
濃い紅紫色が釣り鐘状に下がり独特の風情がある。
野川に出ると近くの桜の樹にコサギが留まっていた。
セイヨウアブラナ |
これは川面に向かって写真を撮るとき、西から東に下る野川沿いでは、建築物とは、逆に陽当たりのよい北側の左岸は川面に向かっては逆光になるからであるが、植生は陽当たりの良い分、左岸の方が豊かである。
なので今日のように暖かいと、もうそろそろかな、と思い左岸を歩いてみた。
土筆(つくし)ポイントに来て、目を凝らして見ているとやはり少しだけ見つけることができた。
他の場所ではあまり多くないが、なぜかこの辺りにかたまって生えてくるのだ。あと一週間もすれば食用にできるくらい生えてくると思う。
キタテハを見る。野川の左岸は春が始まっていた。
ホトケノザ(シソ科) |
カタバミ |
ツタバウンラン(花は1㎝) |
ヒメオドリコソウ |
どこからか民謡でも聞こえてきそうなのどかさなのでストイックに走るのは野暮である。
ハケの階段を登るとぽんと住宅に出る。
ちょっとだけ崖線舗道の様子を見にいく。うっすらと富士が見えている。これからはこういう日が多くなる。
裏門を抜けた所のバス停から走って3分で帰宅し、朝昼兼のごはん。
豚汁の残りと、弁当持ちの私用で出かけたカミさんのおかずのおすそ分け。
先月の14日に山に行って以来ひと月空いてしまった。日も長くなってきた。長いコースを行く選択肢も増える季節になる。
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