2015年3月23日月曜日

平成27年3月22日(日) 晴れ「小下沢林道・堂所山・景信山」

7時に起きて外を見ると晴れているので山に行く。きのうの予定を考え直すのも面倒なので、そのまま一日ずらしで行くことにする。

高尾駅北口から小仏行きのバスに乗り、日影(ひかげ)で降りる。少し歩いて小下沢(こげさわ)梅林の横を通り小下沢林道を行く。

3/14~3/29(日)10:00~16:00梅林開放
10:10
今が見頃だろうが、中には入らず林道を奥に進む。


途中の沢沿いで三脚を据えている方に話を伺った。ミソサザイを撮影しているとのこと。春に営巣を始めるそうだ。私も目を凝らして見ていたら、雀より小さな茶褐色の小鳥が向こう岸の岩の割れ目と川に出ている岩を忙しく往き来していた。



中央の岩の角に留まった一瞬で、尻尾を高く上げる特徴が写っているがコンデジではこれ以上は寄れなかった。

10:45 小下沢広場

木道を渡ると景信山方面だが今日は沢に下りてハナネコノメを撮すだけでこちらからは登らない。

足下の小さな花
ハナネコノメ

早春に咲く非常に小さな花で山地の渓流などの湿った場所を好む。この花を求めて山に来る人も多いと聞く。


大方の人はここから景信山に向かうが、このコースはもう何度も歩いているので、林道の終点の関場峠まで行く。

車止めを越えて奥に林道は続く。

途中の水たまりで何か動いている。


なんとまあ、オタマジャクシがたくさん泳いでいた。干上がってしまわないか、よけいな心配をするがカエルの親はこの水たまりは干上がることがないだろう、と分かった上での産卵だと思う。


11:50 林道終点

林道を上がった所が北高尾山稜の関場峠である。ここまでだらだらと2時間近く緩い登りの林道歩きだったが、林道といえど舗装路ではなく人もほとんどいないのでストレスはない。

ここから北高尾山稜を離れて高尾山主脈の中では一番深い場所に位置する堂所山(どうどころやま)に向かう。途中3ヶ所の急登を越えて行く。

12:35

堂所山からの見晴らしはさほどよくない上に、主脈縦走路からは外れているので、頂上でも人は少ない。ここでおにぎりタイム。食べていると、私と変わらぬ年代の5人の男性パーティが登ってきて、少し話をすると陣馬山から景信山に向かう途中とのことだったが、向かった先は泣く子も黙る北高尾山稜だった(泣く子はもっと泣くと思う・笑)。

気になったので確認のため声をかけ、景信に向かうなら道が違うことを言うと、やはり思い込み間違いだった。5人でいると何となく気が緩むのだろう。高尾山系なので道迷いでも「死の彷徨」にはならないが、この時間から北高尾山稜に踏み込むと、どこで間違いに気づくかだが、引き返して景信に向かうには時間と体力の勝負になる可能性が高い。

休憩後、私も景信に向かう。

12:55 堂所山出発
私が思うにこの案内板がまぎらわしいのだ。前にも、堂所山から城山に行くつもりで間違って北高尾山稜に踏み込んだカップルに出会ったことがある。


オレンジ色で描かれた縦走路と別に薄茶色で道が描かれている。その先に「至城山」と書かれている。この城山は八王子城跡の城山であって裏高尾縦走路の城山ではない。裏高尾の城山は景信山と高尾山の間に位置するので、分かる人は分かっているが、地図も持たずに歩いている人もいる高尾山系であるから、ここは城山と書かずに八王子城跡と書いたほうが間違いがなくなると、私は思う。

堂所山から1時間で景信山に到着。


素通りして下山する。


東南尾根を下り始めてすぐの山火事注意看板
 ここが逆沢の頭の入り口なのだが、踏み跡らしきものがあるだけで整備された道ではないので、ほとんど人は入って行かない。

14:33下山
たまたま小仏でバスが出るところで乗ったらすぐの発車だった。

帰りの高尾駅で先日のテレビ放送で知った駅構内の、戦時中にあった米軍戦闘機による機銃掃射の銃弾痕を確認する。


一番線ホームの鉄柱31番と33番に残されているが案内板があるわけではない。

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