7時半離床。リビングで朝刊とラッシー。
司会がモーリー=ロバートソンで一流の鮨職人三人にその世界観を語ってもらう。店名ははっきり明かさないが銀座、六本木、日本橋にそれぞれ店を構える予約の取りにくい人気一流店の店主たちだ。
私が若い頃、身をおいたのはフランス料理の世界だが、頂を目指す料理人の志は鮨もフランス料理も同じ職人で根っこは同じだ。私のような落ちこぼれの受け皿の役割を果たした世界とはその出発の動機からして違う。考え方も違いが際立っていて、どちらが良い悪いではなく、ああ職人の世界だ、と懐かしい。
とくに第二章の「鮨職人と経営」はビジネスを優先するか職人の銭を取らない生き様を優先するかで大きく考えが割れて、下手をしたら一触即発の職人同士のヒリヒリした緊張と真剣さをもう一度観る気になった。
午後、プライムの映画『タクシー運転手・約束は海を越えて』(2017/韓国)を観る。この映画は前評判がよく以前から観ようと思っていたがずっと未見のままだった。運転手役のソン=ガンホは「殺人の追憶」や去年のアカデミー賞外国映画賞の「パラサイト」などに出演していたのでまったく無知の俳優ではない。韓国映画はドラマも含めて食わず嫌いで語れるほど観ていないが、この人は上手いと思う。
『タクシー運転手』のソン=ガンホ |
夕方の相撲観戦後、20時からBS11の『京都浪漫』。番組は北政所(きたのまんどころ)で知られる豊臣秀吉の妻ねねゆかりの高台寺を取り上げる。
高台寺・圓徳院 |
21時から『友近・礼二の妄想トレイン』。今回は珍しく実車トレインで京都から出雲市まで夜行特急列車WEST EXPRESS銀河への試乗の誘いにメンバーもゲストも大はしゃぎ。
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