先日から病み上がりのことをウダウダ書いているが、健康なときには、健康を意識しないものであるから、今は健康ではないのだな、とあらためて思う。
医者の手を離れると、すっかり良くなり以前に戻ったと、勝手に思い込んでいるだけであった。
病気前の、運動が出来る感触が残っているものだから、どうしても不調を訴えてしまうが、考えてみれば、日常生活で息が苦しいとか、動悸がする、ということはなく、散歩で強めに動くと、何かおかしいと感じるのだ。
これは見方を変えて、病み上がりとはこういうもので、以前とは違うのだ、と言い聞かせ、付き合い方というか、自分の身体との向き合い方を変えればよいのではないかと、今頃になって思うにいたったのである。
つまり病気前にあった心肺機能の貯金は、ゼロかマイナスになったことをしっかり認めて、今動けないのは当然であるから、前よりはペースを落として、例えば、山歩きに行くにしても、登りで、意識してこまめに「立ち止まり休憩」を多めに入れるくらいにすればよいのだと思う。
もう若くない、という言葉を自嘲的に使うことは好まないが、客観的な事実のひとつではある。
午後になり、とにかく散歩に出る。少しでも歩こう。
上の写真の青空の中央左寄りに黒いものが写っていて、レンズに付着したゴミかと思ったが、写真を拡大したらツバメだった。
先日カラスのヒナが巣から落ちてひと騒ぎがあった樹。
桑の実が色付いてきた。沢山ある場所を知っているが教えない(笑)。
野バラ |
イタドリが占拠するエリア |
野川を離れ崖線舗道にまわる。
学習した私は、二段飛ばしや一気に駆け上がることは控えて、病み上がりらしく、一歩一歩ゆっくり上がる。途中で深呼吸の休憩まで入れてやる。さすがに息はあがらないわ(笑)。
天文台構内を抜けて帰る。
構内に咲くイモカタバミ。きれいなのに雑草扱いである。
帰宅後シャワーを浴びて、家でコーヒーブレイク。
店で夕方の賄いの蕎麦を茹でる。店だと製氷機があるので、氷を沢山使える。しっかり締めた蕎麦はおいしい。
今日も気温は高かったが風が爽やかな一日だった。陽が落ちるのが遅くなった。6時半を過ぎ、ようやく夜が、赤提灯を包みはじめた。
0 件のコメント:
コメントを投稿