2015年5月6日水曜日

平成27年5月5日(火) 晴れ

連休がどんどん過ぎてゆく。今年はリハビリ休養と決めてあえて動くのはやめたので無為に過ごしているとは思わない。弦楽器だって演奏が終われば張り詰めた弦を緩めてやらねば切れてしまう。

ブログの更新をしてから朝ごはん。


部屋で本を読んだりして過ごす。静かな午前中だ。なぜか爽やかな良い天気なのに散歩に出る気がしない。胸の奥の不快感がわずかに残っているが、このわずかがなかなか消えないのだ。入院中に呼吸器系のほとんどの検査はしたので、結核や肺がんではないのは分かっているが、分かってはいるが、何かまだ他の病気が隠れているのでないか、と疑いたくなる嫌な気分だ。

昼は細麺の冷やしうどん。



 情けないが、だるくて昼寝をする。寝たり起きたりのまるで病人である。連休で気持ちを緩めきっているのでこうなるのだろうが、身体が楽を要求していることもあるのだろう。少し寝るとだいぶ楽になる。

夕方から長男夫婦が来る。長男たちは近所に住んでいるのでわざわざ来るというのではないが、毎日顔を合わせることはない。

長男の子はようやく生後半年になる。表情が豊かになってきた。赤ちゃんの物言わぬこの時期は実はすさまじい速さでいろいろなものを吸収している。瞳に映るすべてもの、よいこと、わるいこと、例えば親のささいな口喧嘩でさえすべて見ているのだ。この時期の子供には怒りや恐れなどの負の感情を晒してはいけない。微笑みが微笑みをよぶ。微笑みは連鎖する。


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