プライムミュージックは五輪真弓のアルバム『冬ざれた街』を流す。一昨日の朝、流れていた「青春の光と影」が入っている。
五輪はこの曲の作詞作曲者、カナダの女性シンガーソングライター ジョニ=ミッチェルを敬愛していてのカバーのようだ。五輪は1951年一月の早生まれで、学年では二つお姉さんだ。ミュージシャンが誰であってもライブやコンサートにはほとんど行かない私だが、一度だけ渋谷のパルコに聞きに行ったことがある。何を隠そう、私は五輪真弓の隠れファンです(笑)。
原題は「Both Sides Now」で歌詞には青春も光も影も一語も出てこない。メロディーよりも、韻を踏んだ詩の美しさが秀逸だ。長いので割愛するが、頭の部分
Rows and flows of angel hair 天使の髪が 幾重にも流れて
And ice cream castles in the air 宙に浮かぶ アイスクリームのお城
から韻を踏んでいる。映画で採用されたジュディ=コリンズのカバーが有名だ。映画は邦題「青春の光と影」だが原題はまた違う題名で『Changes』だ。隠れた名作だと思う。
五輪真弓を聴いていたらプッシュ型でこういうのもありますよ的に推してくるアルバムに『本当のことを言えば』というのがあり「落日のテーマ」が入っていた。
これは私が若いとき20代の前半だったと思うがNHKのドラマ銀河小説『僕たちの失敗』のテーマソングだったのを覚えている。
石川達三原作で配役は荻島真一・酒井和歌子だった。筋はよく覚えてないがBadEndだったように思う。この挿入歌がクールでよかったなあ。
落日のテーマ 作詞作曲 五輪真弓
どこまでも果てを知らない空の谷間に
惑いの心を投げ捨てた日暮れの裏通り
忘れられた静けさの中 口笛高らかに吹けば
痩せた野良犬たちの遠吠えが どこまでも果てを知らない
空の谷間にこだまする
石川達三といえば『青春の蹉跌』もそうで、石川先生、登場人物を破綻させるのが好きだなあ(笑)。あの頃読んだ『四十八歳の抵抗』に中年の男性心理を学んだが、今自分が65歳になり振り返ると48歳は若いの~(笑)。
仕度してリビングで朝刊とシェイクとゆで玉子作り。
『半分、青い』を観て出勤。(・・・・・・仕事中・・・・・・)17時勤務終了。帰宅。
テキーラがまだ半分あった |
を再配信していたのでリンクを貼っておきます。聞き逃しサービス
このページの一番下2018年4月21日午前4時台です。
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