2018年4月8日日曜日

平成30年4月7日(土) くもり

6時15分起床。コーヒーを淹れてくる。


プライムミュージックは映画音楽を流して


『ティファニーで朝食を』がかかっている。確か映画とカポーティの原作では内容が違ったと思う。映画化するにあたり主役のホリー役はマリリン=モンローを想定した脚本だったらしいが、モンローが娼婦役を嫌がったため、ペプバーンが抜擢されたそうだ。

仕度してリビングで朝刊とシェイクとゆで玉子作り。


『半分、青い』を観て出勤。(・・・・・仕事中・・・・・)17時勤務終了。帰宅。

スコッチソーダ(ハイボール)で Kick off。


昨日の早朝4時台に聴いていたNHKのラジオ深夜便「明日への言葉」がよかった。お話はコミュニケーション講座講師 竹中功という人でお笑いの吉本興業の広報を35年勤めた人だ。

吉本時代のエピソードも面白いが、今の仕事の一つで刑務所を慰問してお話をされるそうで抜粋すると、「最初の慰問は、短期間の刑期で出入りする累犯(犯罪を反覆して行う)の多い秋田刑務所でした。傷害や窃盗、薬物使用や売春幇助など、暴力団関係者が多いのではないかと思い、『みなさん喧嘩してませんか? ここで喧嘩して勝っても負けても、なんにもいいことはないでしょう』と呼びかけたんです。『男なら、シャバに出て勝ってください。 “漢”と書いてオトコと読むんです!“漢”とは勇敢さ、精神力の強さ、人から頼られる人物の器量のこと。男に惚れられる“漢”になってください」と。その後、1年間ほど喧嘩がなくなったそうです』

中略

 さらに山形刑務所では満期釈放前の受刑者に「自分史を書く」授業を行う。自分で自分をインタビュー、自分とコミュニケーションする取り組みだ。記憶を辿るのではなく自分自身に問いかけてみるように指導する。

「受刑者に、10歳の自分に『どんな大人になりたいですか?』と職業や夢を聞いてもらいます。『ジェット機のパイロットになりたい』『小林旭に憧れていた』など答えが返ってくる。未来の自分にも『死ぬ間際の自分は何を伝えたいですか?』と聞くと、多くは『謝罪』や『感謝』という言葉が返ってきます。そうするうちに『今までは反省するばかりの日々でしたが、自分にインタビューすることで、忘れていた自分に会えました』という受刑者も出てきます。そして今の自分にインタビューする。私からの質問で『今100万円あれば何がしたいですか?ただし貯金はダメですよ。』と聞くと皆さん眼がキラキラしていろいろ夢を語ってくれる」

中略

受刑者の多くは人に誉められたことがないという。インタビュー形式の自分史を書くことによって自分を表現することが出来るようになり、自分を知ることによって人の気持ちも分かるようになる。こういう人とのコミュニケーション能力が高くなれば粗暴犯などの犯罪は少なくなるという。

この竹中氏の授業を受けた受刑者の再犯率は今のところゼロだそうだ。刑期にもよるが受刑者ひとりに使われる税金は安くはない。社会に対する貢献度は多大なものがある。

竹中功氏
それは別にして、私も過去、未来、そして現在の自分にインタビューしてみようっと(笑)。

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