2020年3月16日月曜日

令和2年3月15日(日) 晴れたり曇ったり

6時半起床。コーヒーを淹れてくる。


4分の5拍子で有名なブルーベックのテイクファイブをかけて


ブログの更新。リビングで朝刊と今日は生姜紅茶。


どのチャンネルに合わせてもコロナの話。

何の番組だったか覚えてないが、撲滅が不可能で折り合いをつけて付き合うしかないのなら交番の横に貼りだしてある昨日の交通事故件数と死者数のように貼り出すことにしていちいちマスコミは騒がない、そうすれば過熱報道も落ち着いて徐々に経済は回復するのではないかと。

世界が注視する中での高校野球の中止。東京オリンピックを本気で開催するつもりならどんな手を使ってもやるべきだった。少々の感染者は出たけれどビッグイベントを無事終わらせたのを世界に見せつけるチャンスだったのに、高校野球をマネジする能力もない政府組織にオリンピックなどできるわけがないと自ら宣言しているようなものだ。

それに甲子園のようなビッグイベントを何とか終えたのなら他も徐々にこれに続いたのになあ。これで落とし処がさらになくなった。

昼は雑炊。


雑炊と言えば聞こえはよいが早い話、味噌汁に残りご飯と卵を落としたニャンコめし。でも美味い。これにお新香だけで十分。手間いらずで残り物が片づきかつ美味い、ささやかな幸せ。

午後、プライムの映画『嘘八百』(2018)中井貴一、佐々木蔵之介を観る。


贋作を扱う骨董商と贋作の世界に堕ちている陶芸家の話で、そのコンビが贋作の世界に足を踏み入れることになったワルのプロに復讐するという痛快劇。

以前「なんでも鑑定団」で出た光悦の茶碗が5000万というのがあったが、陶芸品の鑑定士の中島誠之助でさえ箱書きや京都にいる自分の師匠のお墨付きがなければ自信がなかった、と後に語っているほどだから何をか況んやである。

光悦は京都の北、鷹峯(たかがみね)に家康から拝領した土地に集めた芸術家集団の頭でさまざまな分野に才能を発揮したが特に書家としては名を残していてあの俵屋宗達に描かせた画に自分の書を重ねた作品は有名である。

重文 京都国立博物館蔵

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