6時半起床。PCを立ちあげてからコーヒーを淹れてくる。
ヒーリング系のプライムミュージックを流してブログの更新。
先に仕度をしてからリビングに下り『わろてんか』を観ながら朝刊とシェイクとゆで玉子作り。
出勤。(・・・・・・仕事中・・・・・・)17時勤務終了。
近所のホームセンターを経営する会社が変わり、昨日リニューアルオープンした。今どき珍しさを通り越してほとんど見ることがなくなったアドバルーンが揚がっている。
これはこのエリアに高層建築物がないからできることで、都心では高層ビルに遮られて宣伝効果が失われる上、第一、条例により禁止だろうから見かけることはなく、ビルの壁面広告に置き換わっている。
それだから逆に物珍しさがあり、今では条件さえ整えばこのアナログで昭和チックな広告は効果的だろうと思う。戦前の唄に『ああそれなのに』という唄がある。
ああそれなのに(昭和11年)
作詞:星野貞志 作曲:古賀政男 唄:美ち奴(みちやっこ)
空にゃ今日もアドバルーン
さぞかし会社で今頃は
おいそがしいと思うたに
あゝそれなのに それなのに
ねえ おこるのは おこるのは
あたりまえでしょう
唄の歌詞の頭に出るくらいだから、人々の生活にアドバルーンが揚がる光景は普通だったのだろう。調べてみるとアドバルーンの最高記録は1964年5月銀座松屋の新装開店時に553本の大量浮遊があったそうだ。
しかし同時に時代は車社会に移行する過渡期であり、人はのんびり空を見上げる余裕もなくなり、それに高層ビルの建設ラッシュも加わり、これを境に本数を年々減らし続けて今に至っている。たしかに地方へ行っても見ないものなあ。
見はるかす四方に高い建物もなく天にはアドバルーン、地にはチンドン屋が賑やかだった子供時代、嫌だった事象には触れないで振り返れば、父や母も今の私より若く元気で、じわりと懐かしい。
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