8時前起床。まず『わろてんか』を観る。コーヒーを淹れて部屋に戻る。
ハープの調べもさわやかで、朝露に濡れたブローニュの森を小鳥のさえずりの中、逍遙するような(ジェットストリーム調で・笑)朝にはぴったりのアルバムを流して(外は雨降りだが・笑)ブログの更新。
理由は特にないが今日はプロテインシェイクは休む。昆布茶と朝刊。
熱いのをずずっと啜っていると家内が言うのである。
「日本人ね」
だって日本人だもの(笑)。食べ物を啜る音のマナーにうるさい欧米人は terrible noise などと言い嫌うが、良い悪いではなく、文化の背景が違うのだから、自らの文化優位性を押しつけるような傲慢は捨てて、違う文化が存在することを認識すればよいだけの話である。ま、昨今は日本びいきの外国人も多くなり昔ほどではないかも知れないが、アウエーでこれをやると顰蹙もの。
昼は昨日買っていた小栗旬CMのajinomoto冷食チャーハンを食べてみる。
不味いわけではないが、ニチレイの方が好きだな(当社比・笑)。
雨降りの午後は部屋で片っ端から「ジェットストリーム」のCDを聴く。
何故か8枚目が欠けているが、どれがどれでも似たような編集だから気にはならない。
途中のナレーションがいい。この原稿はもちろんプロが書いているのだろうが、旅愁をくすぐるツボを押さえてます。一時停止を繰り返して書き出してみた。
ナレーション
例えば、南ドイツの古都である
入口に可憐な鈴をつけたカフェで紅茶茶碗を手の平で包み指先を温めていた夏もある
少し曇った窓ガラス越しに黒々と濡れた石畳が見える
塗り替えて間もない砂糖菓子色の家並みが見捨てられた絵本のように蒼ざめている
こんなことがあってはならないと思いながらも、カフェの客は私一人で次の街へのバスを待つ間の時間、何をする気もなく座っていた
白い前掛けが目に沁みる女主人は降り込められた旅人を気の毒そうにレジのそばで見ていた
あのときババリアの空の下の晴れやかな夏をひとつ、私はカフェの椅子に残してきたと思っているのだ
瞼に浮かんでまいります(笑)。
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