平成29年9月3日(日) 晴れ時々曇り

7時起床。最近にしては寝床でゆっくりしていた。コーヒーを淹れてくる。

ジャケットとタイトルからしてドカンドカンうるさい音楽ではなかろうと、響きの優しそうなBGMを流してブログにかかる。

リビングで朝刊とシェイク。

朝のうちに散歩に出る。

天文台通りを下って

野川右岸を歩く

見た目より叢深く草の浅瀬を踏み分けてゆく。YBKに腕を三カ所も刺された。

ハケの舗道に東南側から上る

葛（くず）が恐いくらい繁茂している。ツルは小指ほどの太さがありひと夏で10mも伸びる勢いがある。クズの根のでん粉を精製したのがくず粉であり、くず餅は各地で食べられていたが、今は小麦粉で代用しているのがほとんどのようだ。漢方の葛根湯もクズの根である。

クサギ

今が盛り

センニンソウ

センニンソウも盛り

天文台構内の「ツルボ」の群生

ツルボは可憐な穂状の花をつける。ヤブランと花期も形も似ているが、調べてみると園芸品種がほとんどない野の花である。

帰宅してシャワーを浴びる。午後30分昼寝をしてリセット。

夕方から録画してあった『にっぽん百名山・山の日SP』を観る。ドラマ『山女日記』の原作者湊かなえと工藤夕貴が南アルプスの仙丈ヶ岳（3033m）に登るという企画で、おふたりとも山好きであるので安心して観ていられた。一泊した馬の背ヒュッテの支配人斉藤さんという女性のエピソードがすごかった。

日本海側から太平洋側へ北アルプスと南アルプスを55日で縦走したそうだ。お酒の一升瓶を担いで行き交う人に注いでいたという。いろんな人生がある。