2018年5月30日水曜日

平成30年5月29日(火) 晴れたり曇ったり

6時半起床。コーヒーを淹れてくる。


日本POPSのピアノBGMを流してブログの更新。


『半分、青い』を観ながら朝刊とシェイクとゆで玉子作り。


出勤。職場の植栽のアジサイが咲き出したのに今日気づいた。


アジサイの色の変化は色素が徐々に分解される一種の老化現象と、もうひとつ土の酸度が影響するそうだ。青系なら酸性、赤系はアルカリ性で、生産農家は土を調整して自在に色を作るそうである。

昨年初めて知ったことがある。私たちが一般にアジサイを漢字で書くとき「紫陽花」と書くのが常識で何の疑いもなかった。おそらく私を含めてほとんどの人はそう書くであろうから、もはや間違いとはいいにくいと思うが、学問的というか、専門家がいうには違ったのだ。

昨年の記事をコピーして今一度掲載する。 リンク 昨年の記事

アジサイについて調べていたら、湯浅浩史『植物ごよみ』の中で紫陽花と漢字で書くのは、平安時代、日本のアジサイを漢名で表記しようとした源順(みなもとのしたごう)が、『倭名類聚鈔』で、あてそこねた誤りが現代まで続いているとあった。

紫陽花が出てくる原典は白居易(白楽天)の『長慶集』で「色は紫、気は香しく」とあり、おそらく香りのないアジサイではなくライラックのようだ。しかし、日本と中国は同じ植物が分布すると思い込まれていた当時、この漢字のあて誤りを指摘されぬまま定着してしまったそうだ。

江戸後期の草本家、井岡冽(いおか・れつ)は誤用に気づいているし、先出の牧野富太郎博士は『植物裁判(科学知識14巻4号)』をはじめ、口を酸っぱくして、その誤りを説いたそうだが、依然として文学の世界を中心に紫陽花は根強く生き残っている。

終わりの文に「一度根づいたのは誤りといえども正すのは容易ではない」とある。


では正しくは漢字でどう表せばよいのだろう。あまりに紫陽花が定着しているので代わりの漢字が思いつかない。なので字面もきれいだし素人だし紫陽花でいいじゃん(笑)。

17時勤務終了。帰宅。

『日本百名山 磐梯山』(録画)を観ながら


一時何かに憑かれたように行っていたのに山から遠ざかって一年近くなる。最近身体を動かしていて感じたのは、一歩一歩踏みしめる持久力は維持できていて、山に行くには問題ないと思うが、とっさの瞬発力が著しく落ちている。歳だから、といっては身も蓋もないが、速筋を使う動きはほとんどしないから落ちるのは当然で、意識してトレーニングすれば少しは戻るはずだ。

今更速く走る必要はないが何事もバランスが肝要。

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